セントラル・チェーン

GWセミナー報告の続きになります。

フィリップ・デュリュエル先生のコンセプトの一つである「セントラル・チェーン」は、人間の身体に備わっている機能で、「身体の機能的なつながり」のことを表しています。それはヨガにおける「チャクラ」というものによく似ています。

人間の身体を解剖学的にみると神経が非常に密になっている所が7か所あり、ちょうどそれは「チャクラ」の位置に相当します。

私たちは身体に触れて、まずは骨格、そして脳や臓器の働きという順番で構造と機能をみていきます。例えば、背骨に問題があれば、その背骨と神経学的につながりの深い臓器(特に血流)に影響が出ると言われています。ですので、背骨と臓器は1つのユニットを形成しています。

そして、その複数あるユニットを縦方向につなげて統合・調整しているのが、セントラル・チェーンという機能(仕組み)なのです。

人によっては、そのラインがカーブしていたり、蛇行していたり、または途切れている場合もあります。私たちの仕事は、そういったものを正常化していくということです。正確に言うと、身体が正常化するように手助けするということなのです。